ヨミコミ!

漫画のレビューしてます。青年漫画、BLが中心。成年漫画やアニメ感想なども。

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黄金を抱いて翔べ マークスの山 レビュー

活字中毒のため、しばらく小説の記事が続くかもしれません。


黄金を抱いて翔べ (新潮文庫)黄金を抱いて翔べ (新潮文庫)
(1994/01)
高村 薫

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高村薫のデビュー作。
情景が分かりにくい文章と、それなのになぜかビシッと肉付けができているクールすぎるキャラクター。互いにイイ味出してます。
文章の一区切りが長いので、頭に入って一回咀嚼してから理解しないとなかなか読みにくい。
主人公がモテモテ。若い男二人もたぶらかして…結果的にあんな感じに。オム・ファタル的な魅力を持ちつつ、本人は「人間のいない土地に行きてえ……」とか思ってるマイペース。
個人的には春樹くんがイチオシでした。

最後、主人公どうなったのかよく分からなかったんですが、これは個々の判断にゆだねるって事?人間のいない土地っていうのが引っかかって、嫌な予感しかないのですが。読解力がないんですかね……。



マークスの山 (ハヤカワ・ミステリワールド)マークスの山 (ハヤカワ・ミステリワールド)
(1993/03)
高村 薫

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背景描写は、「黄金を~」より分かりやすくなってると感じました。
ある事件が、さまざまな嘘、人物、事件をズルズル呼び覚まし、まるで積雪のように積もりに積もった年月を飲み込むかのような一つの山へと収束していく展開には、ひたすら惹きつけられました。
一方で、事件を追う刑事・合田と、検事・加納のビミョーな関係も気になるところ。血生臭い事件の合間の、一服の清涼剤の如く挟まる密会←? には、なんだか…怪しいニオイがするっ!
これに続く作品でも、いろいろ進展があるようなので、じっくり楽しみたいと思います。
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