ヨミコミ!

漫画のレビューしてます。青年漫画、BLが中心。成年漫画やアニメ感想なども。

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いちげき 1~2巻 松本次郎 レビュー

今年もよろしくお願いいたします。

今年の抱負と言ってはアレですが、コンスタントに記事を上げていきたいと思っています(初心者かよ)。
あと、もっと面白い文章を書けるように精進いたします。


では、今年一発めのレビューです。








時は幕末―大政奉還後、江戸幕府との武力決着を望む薩摩藩は幕府を挑発すべく「御用盗」なる武装集団を結成、「攘夷の資金集め」を名目に江戸の商家を襲わせていた。薩摩藩と幕府の大規模な武力衝突を避けるべく、勝海舟は「対御用盗」特殊戦闘部隊「一撃必殺隊」の戦闘員を農村の力自慢から選抜する。刀の握り方も知らない若者たちだったが、その比類無き身体能力と新選組仕込みの実戦剣術により、めきめきと実力をつけていく。
そして初陣の夜、一撃必殺隊の面々は自慢の剛剣により御用盗を次々と斬り倒していったが……!?


『侍』たちの血みどろの戦いを描いた作品。

幕末だけど舞台は江戸(東京)。京都じゃない所が面白い。
農民たちが侍として鍛えられ、言われるままに人を殺めていく。かつては憎んでいた侍に自分がなり、往来で鷹揚に振る舞うと言う逆転現象や、グループ内での軋轢、人を殺した経験の弊害なども描かれています。

松本次郎はアクションの描き方がカッコいいよね。ポーズの切り取り方がうまいんだろーな。

原作つきと言う事もあって、かなり硬質な作風。松本次郎特有のキメキメな作風は抑えられており、読みやすいです。

まだまだ2巻でもこれから…って感じなので、次巻が待ち遠しいです。

オススメ!!


では。


<松本次郎の他作品レビュー>
★女子攻兵 1巻 レビュー★



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恋は雨上がりのように 2巻 眉月じゅん レビュー

恋は雨上がりのように 2 (ビッグコミックス)恋は雨上がりのように 2 (ビッグコミックス)
(2015/04/10)
眉月 じゅん

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みんな~2巻だよ~!!(歓喜)

いやー今回も良かった。キュンキュン…というかギュンギュンというか……。

こうくるかな?と思ったところをうまくハズす展開の妙が光ってましたね。とくに「僕は中年のオッサンだよ…」と憂う後の大ゴマ。この表情がここでくるか!!とびっくりし、そして上手いな~と。

そもそも短いスパンで終わるつもりだったのかな?(違ってたら申し訳ないが……)思わくヒットしたおかげか、すこしテコ入れ感もありましたが、より奥行きが出て良い感じ。

吉澤が良い味だしてるね。

続きも超!!期待~。

では。

★恋は雨上がりのように 1巻 レビュー★

あ~キュンキュンするんじゃ!! 「恋は雨上がりのように 1巻」 眉月じゅん

恋は雨上がりのように 1 (ビッグコミックス)恋は雨上がりのように 1 (ビッグコミックス)
(2015/01/09)
眉月 じゅん

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あなたの魅力は、あたしだけのもの。

橘あきら17歳、高校2年生。感情表現が不器用な彼女が、密かに想いを寄せる相手はバイト先のファミレス店長、近藤正己45歳。
青春の交差点で立ち止まったままの彼女と、人生の折り返し地点にさしかかった彼が織りなす小さな恋のものがたり、開幕。



ジャケ買いしたら大当たり!! 島本和彦のオビも目を惹く。

主人公の女の子がオッサンに恋をする物語。チョイ悪オヤジとかそーゆーカッコイイオッサンではなく、頭に10円ハゲがあるわ、でかいクシャミをするわ、加齢臭がするわな冴えないオッサン。しかもバツイチで子供がいる。

主人公はあまり笑わないクールビューティな子なんだけど、それは照れ隠しであったりもして、でも周りからは誤解されてしまい、片思い相手の店長にも然り。(すき……)って見つめてても「睨むなよ」と言われたり。

片思いしているがゆえの小さな変化の描きかたがすっごく良い。ペディキュアとか、素足にならないシーンとか。
主人公がこのオッサンに恋をするきっかけというのが、主人公が抱えている大きな傷に関係することだったりと、エピソードの肉付けがしっかりしていて、納得させられる。

あとねー、タイトルにも入ってる「雨上がり」を意識させられるほど、光の表現がキレイ。主人公が告白するシーンや、店長に恋をする瞬間など、要所要所で光を描写していて、全体的に画面がキラキラしているように感じる。


うん……。久々にキュンキュンした!!

表紙が気になったら買って損なし。

では。

丸尾末広 瓶詰の地獄 レビュー

瓶詰の地獄 (ビームコミックス)瓶詰の地獄 (ビームコミックス)
(2012/06/25)
丸尾末広

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「瓶詰の地獄」 丸尾末広 レビューです。

久しぶりに丸尾末広読んだな。

前読んだのがアレだったので、なんかこの本はちゃんと漫画として、というか読み物として読める…という感じでした。笑

夢野久作原作の『瓶詰の地獄』コミカライズ、「聖アントワーヌの誘惑」という絵画を漫画に組み込んだ短編、落語『黄金餅』を漫画化した作品のほか、「かわいそうな姉」という短編が収録されています。

「聖~」、「黄金餅」、「かわいそうな姉」はあんまり読むところがないというか、描いていることが全てという感じだったので、やっぱり表題作の「瓶詰の地獄」がダントツに面白かったです。絵と話がこれ以上ないくらいピッタリはまっているという印象でした。

無人島に漂着した兄妹が送った(とみられる)手紙の内容を解き明かすこの話。
不穏な幕開けからはじまり、つぎはアダムとイブよろしく陽光みなぎる楽園での楽しい生活を描き、兄妹が無垢な子供から成熟した大人になり、それに伴ってお互いがお互いの「性」を意識するようになる生々しい過程をとらえ、ただの兄妹ではなくなっていくおそろしさ、あからさまになってゆく男女の性をグロテスクにとらえた独特の描写が連続し、そして奇妙な幕引きを迎えます。

兄妹の心境が風景とリンクして怒涛のように迫る描写は圧倒的で、引き込まれます。

一番目の瓶の内容「救いの船」が兄妹にとって怖いものということは、助けはいらなかった、という事なのか?罪を犯してしまったふたりは、外界に触れてしまうのが恐ろしかった?……でも作者が提示しているように、三番目の瓶が発見されたから船が来たわけで、それだと三番目の瓶が一番目の瓶と「同時に」発見されたのはおかしいよね。

うーむ。 謎を放り込んで締めているのが、奇妙な読後感を際立たせてます。


私は…54ページのお兄さまの絵が大好きですことよ。なんてエロいんだこの絵は……。w


絵が端正で描き込みがスゴイ。そして端正ゆえにリアル。
一回読んだらお腹いっぱいになるからぶっ続けで読めない。なので一つの話を読んで、間になにかべつの本を読んで、って読み方がオススメ。笑

では。

夜とコンクリート レビュー

夜とコンクリート夜とコンクリート
(2014/02/03)
町田 洋

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平坦な日常にある、もう一つの地平

眠れない建築士と 建物の声を聴く男 丘の上の戦闘機と ありふれた夏休み 
君に会えない僕と 屋上で見上げた空 夜とコンクリート



シンプルな絵柄で日常と地続きの非日常を描くSF(かな?)短編集です。

うーん、好きだ、こういう漫画!

ジャケ買いして損はないです。

不眠症に悩む建築士が出会った不思議な男とのある夜を描いた『夜とコンクリート』の他、夏休みSF……と思いきや、な『夏休みの町、実験的な絵柄で子供の自立を描く『青いサイダー、過ぎ去った思い出をなぞる話『発泡酒』が収録されています。


ストーリーと絵柄の相性が抜群だと思います。この絵柄だからこその魅力。
話を紹介してしまえばなんてことないあらすじなんですが、それを個性的に描くのがうまい!!

個人的に一番好きな『夏休みの町』は、ストーリー上に仕掛けがたくさんあって、どれに引っかかろうかなと読み進めていると足元に思わぬ穴が開いていた……って感じの話で、唸りました。

オススメ。


では。
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