ヨミコミ!

漫画のレビューしてます。青年漫画、BLが中心。成年漫画やアニメ感想なども。

セトウツミ 1~2巻 此元和津也 レビュー

セトウツミ 1 (少年チャンピオン・コミックス)セトウツミ 1 (少年チャンピオン・コミックス)
(2013/12/06)
此元 和津也

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セトウツミ 2 (少年チャンピオン・コミックス)セトウツミ 2 (少年チャンピオン・コミックス)
(2014/07/08)
此元 和津也

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この川で 暇をつぶすだけの青春が あってもええんちゃうんか

まったりゆったりしゃべるだけ。
関西の男子高校生、瀬戸と内海のクールでナナメでシニカルな放課後トーク。


男子高校生2人が、川べりでグダグダ喋っている漫画。
ほんと、それだけなんですが……めっちゃ面白いです。

頭が良くて世の中を斜めに見てる内海くん。ノリで世の中を渡っていそうな瀬戸くん。
学校ではほとんど接点がない(らしい)二人の掛け合いは、べったり仲良しなわけでもなく、かといって突き放している感じでもない、ほどよい距離感が良い味出しています。

なんだかんだお互いを思いやる時もあったりして、普段のトークに挟まるそんな瞬間もグッときます。

個人的お気に入りは、1巻収録の第7話「親方と裏方」。「みじかない?」のくだりは何回読んでも笑える。

いろんなパターンでボケを仕掛けたり落としたり、と意外に展開のバラエティが豊富。
自分のお気に入りの話を見つけるのも良いかも。

これはオススメ!!

では。

ヴォルたん……っ 「狼の口 ヴォルフスムント」 4~6巻 久慈光久

あけましておめでとうございます。
このブログもなんだかんだ6年目を迎えるわけですが、更新する方がレアなブログになってます(放置し過ぎ)。

相変わらず気まぐれに更新頻度が上がったり下がったりしそうですが、コンスタントにはやっていきたい……と思ってますので、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

さてさて新年一発目のレビューを。



狼の口 ヴォルフスムント 4巻 (ビームコミックス)狼の口 ヴォルフスムント 4巻 (ビームコミックス)
(2012/09/15)
久慈光久

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狼の口 ヴォルフスムント 5巻 (ビームコミックス)狼の口 ヴォルフスムント 5巻 (ビームコミックス)
(2013/10/15)
久慈光久

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狼の口 ヴォルフスムント 6巻 (ビームコミックス)狼の口 ヴォルフスムント 6巻 (ビームコミックス)
(2014/10/14)
久慈 光久

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表紙で若干ネタバレしちゃうのがおちゃめなところ「狼の口 ヴォルフスムント」4~6巻のレビューです。

5巻でヴォルフラムを追い詰めた!と思いきや、やっぱりこの漫画、リアルというかなんというか、心臓一突きでヒルデ姉さん退場。もちろん死に際のカッコイイ一言なんてありません。

6巻では、やっと長年読者がじりじりと溜めてきたフラストレーション、解放!!その処刑シーンがなかなかエグくて大変よろしかったです。1巻まるまる処刑シーンでも良かったくらい(長いって)。
でもでも、この人たちは戦争をしているわけで、ヴォルフラムがシンダからと言って終わりません。主人公格のヴァルターも重傷だし、どうなるやら。まだ意地悪な展開が待ってそうで、怖くもあり、楽しみでもあり……。

いやー、ヴォルフラムが死に際まで高飛車なのが良かったですね。


では。



★狼の口 1巻 レビュー★

★狼の口 2巻 レビュー★

★狼の口 3巻 レビュー★

双子ちゃん多め。 「オトメの帝国 7巻」 岸 虎次郎

オトメの帝国 7 (ヤングジャンプコミックス)オトメの帝国 7 (ヤングジャンプコミックス)
(2014/12/19)
岸 虎次郎

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あとほんのもう少しあとなら このきもちにかたちを与えられる気がする
でもほんのもう少しさきには そのかたちは消えてしまうような気がする
なんてもどかしくて 不完全な季節



今回は、コイツらまじで高校生かよ!!でおなじみのまひまひコンビが表紙。中身も双子ネタ多め。
話的にはちょっと小粒かなー。

大きな動きとしては「ガチ勢」のかおる先輩&市ノ瀬ちゃんが……ついに……ついに……!!

ディベート部のお話が個人的にキュンときた。ってかのののん先輩のポチャっぷりが超可愛い~。

ちえあーちゃんカップルのお話が少なかったので、次巻ではもっと読みたいな。

では。



<岸 虎次郎の他作品のレビュー>

★オトメの帝国 1巻 レビュー★

★オトメの帝国 2巻 レビュー★

★オトメの帝国 3巻 レビュー★

★オトメの帝国 4、5巻 レビュー★

★オトメの帝国 6巻 レビュー★

★冗談だよ、バカだな レビュー★

★マルスのキス レビュー★

★i.d. レビュー★

おねショタ、ヤンデレ、ボーイズラブ…「冗談だよ、バカだな」 岸 虎次郎 

岸虎次郎作品集 冗談だよ、バカだな岸虎次郎作品集 冗談だよ、バカだな
(2014/12/13)
岸 虎次郎

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あらゆる禁忌を超越する、圧倒的な美がここにある。
岸虎次郎、渾身のエロティック作品集。



『マンガ・エロティクス・エフ』に掲載された短編をまとめた作品集。
エロティシズムを感じさせる短編から、生々しいエロを盛り込んだ短編まで、ジャンルレスな作品を楽しめる。

収録作は、
神秘的なおねショタ話『オフィーリア』、幼馴染の男子同士の微妙なじゃれあい『冗談だよ、バカだな』シリーズ、女子高生ヤンデレ『わたしのだいすきなせんせい 上・下』、おしっこプレイ百合もの(スゴイ紹介文)『葦原』、双子ちゃんな『le miroir』の5編。

やっぱ個人的には表題作の『冗談だよ、バカだな』が最高だった。
一線を踏み越えそうなギリギリの瞬間を切り取った短編。また場所が満員電車ってのもいいよね。これがどっちかの部屋とかだったら踏み越えちゃいそうなもんだ。ラストシーンも余韻があって良い。
そして『冗談だよ、バカだな 弐』のほうで、カワイコちゃん側のエピソードが描かれる。可愛い顔してるんだけどやっぱり男、ってのがなんとも……。携帯見る前に「付き合おうとかじゃ…?」って杞憂するってことは、何かしら彼に感情があるのか、今だけの熱に浮かされてるのか。

岸虎次郎は「それっぽい」匂わせ方をする描写が実にうまい。「マルスのキス」とかでもそうだけど、セックスシンボル的なものを介在させて、それを登場人物たちの行動のきっかけにする、そのシンボルの選び方が独特かつ絶妙。
しかも絵が超うまいんだよな。肉がつまってる感じで、でも適度にデフォルメされたシンプルな線。

『わたしのだいすきなせんせい』も一方通行すぎる想いがあまりにも恐ろしすぎて素晴らしかった。


オススメ。
おねショタとかヤンデレって紹介しちゃったけど、耳触りのいい単語使っただけで、そんな単語で紹介しちゃうのはもったいない短編集。


では。


<岸 虎次郎の他作品のレビュー>

★オトメの帝国 1巻 レビュー★

★オトメの帝国 2巻 レビュー★

★オトメの帝国 3巻 レビュー★

★オトメの帝国 4、5巻 レビュー★

★オトメの帝国 6巻 レビュー★

★マルスのキス レビュー★

★i.d. レビュー★

脳味噌コネコネ 登校途中の出会い頭の偶然キスはありうるか?実験 駕籠真太郎 

登校途中の出会い頭の偶然キスはありうるか?実験登校途中の出会い頭の偶然キスはありうるか?実験
(2012/04/30)
駕籠 真太郎

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駕籠真太郎にしか描けない、短編・一枚絵・イラストなどを収録した作品集。

何話かピックアップしてレビューします。

ペット産業
一枚絵。グロテスクかつ不謹慎だけどスゲー。

記憶は予想以上に不安定である
何気ない出来事がとんでもない繋がり方をしていく話。パズルのような組み立て方は駕籠真太郎ならでは。

医療系都市伝説を実践せよ
これ一番好きな話。キャラがまんま『花よりホニャララ』じゃねーか!!大丈夫かこれ!!笑
エリート大学生イケメン四人組が、あまりにもリア充すぎる自分たちに嫌気が差し、だるま人間作ってみっかーってなるお話。淡々として怖いラストがいいね。


好きな人は好き、嫌いな人はたぶん生理的に無理な駕籠真太郎。これは短編集なぶん、異様さがギュギュっと凝縮されてるので、一冊でかなり駕籠真太郎ワールドがお腹いっぱい味わえる。
実験的な展開も楽しかった。

では。

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