ヨミコミ!

漫画のレビューしてます。青年漫画、BLが中心。成年漫画やアニメ感想なども。

寄越す犬、めくる夜 2~3巻 のばらあいこ レビュー





BL漫画のレビューです。

続きを読む

2017年 秋アニメ 感想

2017年 秋アニメ 初回鑑賞後の感想です。
全部は見ていないのであしからず。

妹さえいればいい。
妹萌えアニメかな?と思いきや、違ったアプローチの物語になりそうな予感。
主人公にアピールしまくりの変態美少女がポイントになってきそう。アバンタイトルからヤバそうなアニメだ、と爆笑してたけど案外真面目なお話なのかな? これは期待。

クジラの子らは砂上に歌う
砂の上に浮かぶ島に住むという世界観が面白い。感情を表現したらいけないとか、外の世界に興味を持たないようにしている暮らしなどの設定が不穏な雰囲気。

少女終末旅行
原作は一巻だけ読んでる(笑)。
(おそらく)世界大戦後の荒廃した世界を女の子が二人っきりで旅するというお話。物々しい世界だけれど、二人の気の抜けたやり取りがゆるいムードを漂わせている。ミスマッチが魅力。
漫画ではなかなか表現できない、キャラの顔がムニ~ッとなる表現が可愛い。

十二大戦
バニーコスプレのキャラに惹かれて観た。これ今期一番好きかも。
十二支バトルロワイヤルで、今のところ一話に一人ずつ脱落していってるので一クール終わる頃には…と考えるとワクワクが止まらない。
萌え系が多いアニメの中で久々に青年誌系のキャラデザが良いね。

ネト充のススメ
エリートニートがネトゲにハマっていくお話。現実世界でも人間関係が広がっていくみたいだけど、どういう風になるのかな~。

干物妹!うまるちゃんR
これは面白いに決まってる。うまるちゃん相変わらず憎たらしくて可愛いしお兄ちゃんは嫁だし…。
Bパートでいきなりイナズマ的なサッカーが始まったのには笑った。

ブレンド・S
イメクラメイド喫茶で働き始めた目つき悪い(という設定。どう見ても可愛いだけ)主人公の日常アニメかな?
オーナーがドMなんだけどイケメンだから許されるよねこれ(笑)。

魔法使いの嫁
気になってたこれ。まだあの骨紳士のこととか主人公のこととか謎だらけなのでこれからに期待。演出が案外フツーだったので手堅い作りになるのかな~。

ラブライブ!サンシャイン‼
待ってたよ~。一話から相変わらずいい演出。キラキラしてて良いねえ~。OPから泣きそうになっちゃったよ。
無印よりさらに絶望的な状況なんだけど、どう克服していくのか期待。


では。


きのう何食べた?よしながふみ 8~13巻 レビュー













最近13巻が発売されたという事で、まとめてレビューします。

8巻では二人が旅行‼ でもあのシロさんがそんなわけない、と疑心暗鬼に陥るケンジのリアクションが面白かったです。
でもその後にあるシロさんの両親とのエピソードはピリッと辛く。社会的な面、親との関係にまで焦点を当てて真正面から描ききるのはやはりよしながふみ。

9巻はシロさんが老眼に。笑

10巻では薄毛に悩んでいたケンジがついに……。

最新刊、13巻ではケンジも50歳を迎えます。漫画の中でキャラが着実に年を取っている実感があるのはこの漫画くらいかもしれない。
ケンジが珍しく風邪を引いた時のシロさんの甲斐甲斐しさ、そして初めて見る?ツンデレっぷりが良かったです。
お互いがお互いの扱いをかなりマスターしている感じが、夫婦ですね。

ずっと読んでいきたい、大切にしたい漫画なんですが
どこまで読めるのかな~。
20巻くらいになるとシロさんが還暦を迎え……ってそこまで連載あるのかな~。

ともかく、変わらず面白い。
続刊も追いかけていきます。

では。

★きのう何食べた? 1~7巻 レビュー★

血と暴力の国 コ―マック・マッカーシー レビュー



言わずと知れた「ノーカントリー」という映画の原作となった小説。

私は映画を観てから小説を読んだのだけど、頭の中で映画のあのシーン、このシーンがはっきりと思い浮かびました。
特にシュガー。シュガーはもうあのビジュアルでしか想像できない。小説が先だったらどういうビジュアルを思い浮かべたのかな~。その辺が少し残念ではありますが。

読点(、)を挟まない短いセンテンスと、台詞にカッコがついていない特徴的な文章は初見では少しとっつきにくいですが、テンポ良く展開するストーリーにグイグイと引きこまれます。一気読み間違いなし。
また、キャラクターの心理描写をせずにアイテムや背景描写を書きこむタイプなので、かなり乾いた感じの読み心地になっており、題材とも合わさりどこまでも突き放した冷たい作品になっています。

解説という点では単行本の最後の「訳者あとがき」を読めば充分だと思います。
シュガーのあのボンヤリとした奇妙な雰囲気、台詞の意味など、あとがきによって理解が深まります。

そもそもこの逃亡劇は、最初のあの選択がなければ始まらなかったということ。
父とは交わらなかったと語るベル保安官が、物語の最後に語る夢の意味。

この辺りは解説を読んでハッとさせられました。


人がポンポン死ぬ(しかも描写はメチャそっけない)のでその辺が苦手な人はけっこう怖いかもしれませんが、
コ―マック・マッカーシーを読もうとする時点でそういう人はいないか(笑)。

小説(解説を読まずに)→映画→小説再読(今度は解説まで読む)ってのが贅沢な楽しみ方かな~と思います。

オススメ。


では。


三文未来の家庭訪問 庄司創 レビュー



何回も読み直してやっと噛み砕けた。

SF的な設定が飲み込みづらく、一読しただけではストーリーまで把握しきれず。
でも、一度理解できたらストーリーはラブストーリーだったりボーイミーツガールだったので、楽しめました。
ただこの理解度に達するまで何回読んだことか。読解力なさすぎ(笑)

現代、ちょっと未来、古代という時代設定のSF短編集が収録されている本作。
一話ずつレビューします。

辺獄にて
システム管理された地獄にて、苦痛のサンプルが欲しい異星人に連れ回されるお話。
……話の大部分はそうですが、時折挟まれる回想などから現実世界での主人公の想いが垣間見え
そして感動的なラスト。
「千年の牢獄から 君のおかげで 戻って来れた」っちゅーモノローグが泣かせますね。
地獄のくだりはけっこうグロテスクな描写もあり。ここの設定を理解するのに何回読んだことか(まだ言う)。

三文未来の家庭訪問
表題作。作者のデビュー作。表紙のふたりが出てきます。
「産む男」として生きる男の子と、周りから浮いてる女の子のお話。
「産む男」とか宗教団体とかの設定こそものものしい雰囲気ですが、人と人が分かり合うにはどうしたら? 家族との問題は?……などテーマは普遍的。
「産む男」のくだりを理解するまでに何回読んだことか(まだまだ言う)。

パンサラッサ連れ行く
古代生物の擬人化もの。個人的に一番好きなお話です。
異種族のかれらがとある災難に見舞われたのち新たな土地を見つける、という。
最後のシーンが良いですな。
これが古代生物の話だと気付くまでに何回読んだことか(しつこく言う)。


SF設定がたくさん出てくるのでなかなか読みづらい類のお話ではないかと思うのですが、
三話通して思うのは「分かり合えないことが前提の他者とどう関わっていくのか?」というのが描かれているんじゃないかと。
完璧に分かり合えなくても少しずつ関わろう、と模索するキャラクターたちが愛しく感じられます。

ほのぼのした絵柄ですがエグイ描写を生理的に気持ち悪く描くので、苦手な方はそこだけ注意。

うーん、SF的な下地が私にないだけなのかもしれません……再読しても分からんところは分からんし……。
でも一冊で長い事楽しめます(笑)。

では。


<庄司創の他の記事>
★最近読んだ本 レビュー★

次のページ

FC2Ad